【少女自身について】
少女は生身を持っている様に見えるが、実際には魔力の塊と行った存在である。
黒い霧状の魔力(性質は後述)を人の形に集め、安定させている状態こそ彼女の姿である。
その為致命傷などを受ければ体の形を維持できず、霧散してしまう。
また、その体の何処かに魔力を集めるための小さな孔が存在している(肉体の性質上、場所の移動は可能)
故に、少女は全身をすっぽりと包む服装を好み、あまり肌を晒そうとはしない。
【黒い霧について】
少女を構成している魔力の塊であり、触れた物を侵蝕・吸収する性質を持つ危険な物でもある。
その実体はあらゆるマイナス、負の概念を集め矛盾を内包させた物。
少女はそこから誕生したらしい(記憶が曖昧な為一旦記述を停止)
【特殊な能力及びその特徴について】
・魔力吸収能力……自分が触れている物の生命力を奪い、魔力に変換して補充する事が可能。
例外として、自身で作成した人形からならばある程度距離があっても吸収可能である(魔力の糸を通す)
また、誰かが魔法を使用した後に残る魔力も吸収可能である。
ただし吸収の効率は必ずしも良いとは言えず吸収に時間もかかる為、主に戦闘の合間に行う。
戦闘中の敵から吸収するといった行為は、まず不可能なのである。
ちなみに、吸収した魔力は若干の肉体強化にも当てられている(強化して人並み程度という所だが)
・消滅能力……魔力吸収と同じく、自分が触れている物に対して発動する事が可能な能力。
体内の黒い霧を一気に対象物に向けて浸食させる事で、対象物を急速に分解し消失させる。
なお、この能力で消滅させた物は魔力として残る事すらなく、完全に消失してしまう。
この際、黒い霧の密度はごくごく薄い為、視認する事は不可能。魔力の反応でのみ黒い霧を確認可能である。
能力の規模は一つの対象物に対して最大10メートル四方まで及ぶ(その為、城壁等は一部消失が限界)
また、この能力は少女自身にかなりの負担をかける為に、最近は殆ど使用していない。
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