片方は連絡があり、世界規模のイベント……と言っていいのか。
それをやりたいという事。詳細は省くが病院を使ったりする物らしく。
丁度看護師の席を預かっていた自分に連絡が来たのだ、と手紙には書いてある。
「話しをした限りでは、特に悪い感じも受けない、と……ふむふむ。
ただ心配なのが病院の方を勝手に使って良いのかって事ね……」
病院や看護師関連の部屋は会議室でも閑古鳥が鳴いているらしいので。
「簡単に事情説明して、許可を取ればいいと思うよ……と」
少女は異大陸の義妹に向け、そう答えを返した。
「もう一つは……あらあら。成程~」
どうやら以前相談があった、少し変わった絵の方に結局応募したらしい。
その絵が届いたので、見て欲しいとか。
「ふむふむ、元の絵が無いと恥ずかしいから飾って欲しい、ね……ふふ」
ここでしばらく飾らなかったらどうなるだろうと思ったが、看護師をやってる間は流石に無理だろう。
なら先行で飾っておこうと思い直し、片づけを始める少女。
「どの辺りに展示が良いかなぁ……他のも飾ってあげなきゃなぁ……」
一緒に自分の頂き物もありがたく飾らさせて貰おうと思いつつ。
少女は作業を進めるのでしたとさ。
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