少女が付けたのはドクロを象る仮面。更にスーツを着こみ燭台を手にすれば。
「何というか……立派な案内役、って感じかなぁ……」
以前の感覚に立ち戻った為か、髪の色も再び赤味を帯びてきている。
少女の笑みもどこか空虚な感覚を覚えさせる物だった。
「ふふ、でも懐かしいなぁ……これ。しばらく付けておく事にしようっと」
少女はドクロの面を外すと愛おしげに指を這わせ、再度装着した。
直後、少女の気配が段々と禍々しい物へと変わっていく……。
※今回のNG
イメージBGM:ドクロマン(人を選ぶ時点でNGです
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