大きい方には買ってきたばかりのプルーンと氷砂糖を放り込み、酒を注いで漬け込む。
しばらく熟成させ、冬頃にでも出来上がるだろうと予想。

小さい方の瓶には凍らせていたブルーベリーを放り込み、同じく氷砂糖と酒で漬け込む。
凍らせると熟成が早まると聞いたから、こちらは一ヶ月後にまず試飲だろうか。

「ん～……楽しみぃ♪」
手入れは欠かさずやろうと考えつつ、少女は完成に思いを馳せる。
上手く行けば次は何にしようか……。
楽しげな表情で、少女は瓶を倉庫に仕舞い込んだ。