「あれ?お出かけの予定は金曜朝から夜じゃなかったっけ……?そうだったよねぇ?」
混乱している少女の傍らでスケジュール票を覗き込み、小さく溜息を吐くアリス。
どうやら日付を一日勘違いしていたらしく……。
「と、言う事は……明日も明後日もお昼から夜って所~?」
死亡フラグだ~、等と頭を抱えていた為、複雑な心境の少女。
移動にかかる費用を考えると、少々頭が痛いのだ。
「……まあ、いっか……うん、良いよね♪」
にっこり笑ってアリスを見るも、帰ってきたのは呆れた様な少し冷たい視線。
「うぅ~……最近アリスが冷たい……反抗期ぃ……?」
少々忙しく、アリスと遊んでいなかった為に少し機嫌が悪い事に、まだ思い当たらない少女。
もうしばらく風当たりの強い日が続きそうである。
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